ConoHaからXserverへの乗り換えを考えているけれど、こんな不安はありませんか?
「移行中にサイトが止まったらどうしよう」
「記事やデータがそのまま移せるか心配」
「難しそうで何から手をつければいいかわからない」
結論から言うと、Xserverには「WordPress簡単移行」という機能があり、ConoHaで運営中のWordPressデータをそのままXserverに移すことができます。
手順通りに進めれば、サイトを止めることなく乗り換えが完了します。
この記事では、ConoHaからXserverへWordPressを移行する手順を、事前準備から完了まで順番に解説します。
- ConoHaからXserverへの移行の全体の流れ
- 移行前にConoHa側でやっておくべき準備
- WordPress簡単移行を使ったデータ移行の手順
- サイトを止めずにネームサーバーを切り替える方法
- 移行後に必ずやっておくべき設定
この記事はサーバー移行の手順を解説しています。 ドメインをXserverの無料特典枠に移管する手順は別記事で解説しています。
→【内部リンク:ConoHaのドメインをXserverに移管する方法】
Xserverを新規で申し込んでWordPressを始める方はこちら
→【内部リンク:エックスサーバーの申し込み手順とWordPressの設置方法】
新規インストールとの違い
Xserverへの申し込みには「WordPressクイックスタート」という新規インストール方法がありますが、今回はすでに運営中のWordPressサイトを移行するため、手順が異なります。
| WordPressクイックスタート | WordPress簡単移行 | |
|---|---|---|
| 対象 | 新規サイトを始める方 | 運営中のサイトを移す方 |
| データ | 新規作成 | 既存データをそのまま移行 |
| お試し期間 | 利用不可 | 利用可能 |
既存サイトの記事・画像・設定をそのまま移したい場合は、WordPress簡単移行を使います。
移行の全体の流れ
作業はおおきく4つのフェーズに分かれます。
- 事前準備(ConoHa側のバックアップ・設定変更)
- Xserverの契約とドメイン追加
- WordPress簡単移行でデータを移す
- ネームサーバー切り替えと移行後の設定
お試し期間(10日間)中に動作確認まで済ませてから本契約に移行するのがおすすめです。
フェーズ①:事前準備(ConoHa側)
1-1. WordPressのデータをバックアップする
移行作業の前に、必ずバックアップを取っておきましょう。ConoHaのサーバーバックアップ機能、またはWordPressのバックアッププラグイン(BackWPupなど)を使ってデータをエクスポートしておきます。
1-2. キャッシュ系の設定をOFFにする
ConoHaで高速化設定(WEXALなど)を使っている場合は、移行前にOFFにしておきます。キャッシュが残っていると移行が正常に完了しない場合があります。
Xserverを新規で申し込んでWordPressを始める方はこちら
→ConoHa WINGのWEXALとは?設定方法と高速化の仕組みをわかりやすく解説
1-3. プラグインをすべて無効化する
WordPressの管理画面からプラグインをすべて「無効化」します。削除ではなく無効化でOKです。
特に以下のプラグインが有効のままだと、WordPress簡単移行が失敗する可能性があります。
- セキュリティ系プラグイン(SiteGuard・CloudSecureなど)
- キャッシュ系プラグイン
- 画像圧縮系プラグイン
移行完了後に再度有効化します。削除しないよう注意してください。
1-4. WordPressのログイン情報をメモしておく
WordPress簡単移行の際に、移行元(ConoHa)のWordPressログイン情報が必要になります。
- WordPressの管理画面URL
- ユーザー名
- パスワード
フェーズ②:Xserverの契約とドメイン追加
2-1. Xserverに申し込む
Xserverの公式サイトから申し込みます。お試し期間中に動作確認してから本契約に移行できるので、まずはお試しで始めましょう。
Xserverのお申し込みはこちら
→ XServer公式サイト
申し込みのポイントは以下の通りです。
- プランはスタンダードプランでOK
- WordPressクイックスタートは使わない(既存サイトの移行のため)
- お試し期間(10日間)を活用して動作確認してから本契約へ
2-2. Xserverにドメインを追加する
Xserverのサーバーパネルにログインし、移行するサイトのドメインを追加します。
- サーバーパネルの「ドメイン設定」をクリック
- 「ドメイン追加設定」タブを選択
- ドメイン名を入力して「確認画面へ進む」→「追加する」をクリック
追加直後は「NS相違」と表示されますが、まだネームサーバーを切り替えていない段階では正常です。
「無料独自SSLの設定に失敗しました」と表示されますが、ここでは無視してOKです。後ほどSSL設定を行います。
フェーズ③:WordPress簡単移行でデータを移す
3-1. WordPress簡単移行を開始する
- サーバーパネルのトップに戻り「WordPress簡単移行」をクリック
- 「WordPress簡単移行情報入力」タブをクリック
- 以下の情報を入力する
| 項目 | 入力内容 |
|---|---|
| 移行元サイトURL | ConoHaで運営中のサイトURL(https://〜) |
| ユーザー名 | WordPressのユーザー名 |
| パスワード | WordPressのパスワード |
【画像:WordPress簡単移行 情報入力画面】
3-2. 移行を開始する
入力内容に間違いがなければ「移行を開始する」をクリックします。
「移行ステータス」が表示されるので、完了するまでそのまま待ちます。データ量によって数分〜数十分かかる場合があります。
「移行完了」と表示されたら「確認」をクリックします。
3-3. 動作確認をする
ネームサーバーを切り替える前に、Xserver上で移行したWordPressの動作確認ができます。
「移行済みWordPress一覧」タブに表示されている「管理画面URL」にアクセスし、記事・画像・デザインが正常に表示されているか確認しましょう。
問題がなければ次のフェーズに進みます。
フェーズ④:ネームサーバー切り替えと移行後の設定
4-1. ネームサーバーをXserverに切り替える
ConoHaの管理画面からネームサーバーをXserverのものに変更します。
- ConoHa管理画面→「ドメイン」→対象ドメインをクリック
- 「ネームサーバー設定」を開く
- 「ConoHa(標準)」から「カスタム」に切り替える
- XserverのネームサーバーをすべてN入力して「保存」
Xserverのネームサーバー
- ns1.xserver.jp
- ns2.xserver.jp
- ns3.xserver.jp
- ns4.xserver.jp
- ns5.xserver.jp
【画像:ConoHaコンパネ ネームサーバー設定画面】
ネームサーバーの変更が世界中に反映されるまで、数時間〜最大72時間かかります。その間はサイトが一時的に不安定になる場合があります。アクセスが少ない時間帯(深夜など)に作業するのがおすすめです。
4-2. SSL設定をする
ネームサーバーの変更が反映されたら、XserverでSSL設定を行います。
- サーバーパネルの「SSL設定」をクリック
- 対象ドメインの「選択する」をクリック
- 「独自SSL設定追加」タブを確認
WordPress簡単移行の際にURLを「https://〜」で入力した場合、すでにSSLが自動設定されている場合があります。設定されていない場合は手動で追加してください。
4-3. パーマリンク設定を保存する【重要】
この作業を忘れると、WordPressで記事を編集・更新してもデータが正しく保存されません。 必ず行ってください。
- Xserverの「移行済みWordPress一覧」の「管理画面URL」からWordPress管理画面を開く
- 「設定」→「パーマリンク設定」を開く
- 何も変更せず「変更を保存」をクリック
4-4. プラグインを再有効化する
事前準備で無効化していたプラグインを再度有効化します。
Xserverには独自の高速化機能(Xアクセラレータ・サーバーキャッシュなど)があるため、キャッシュ系プラグインとの兼ね合いを確認しながら設定してください。
また、WordPress簡単移行を行うと「Xserver Migrator」というプラグインが自動でインストールされます。移行が正常に完了していれば不要なので、無効化して削除してOKです。
4-5. 本契約に移行する
動作確認・各設定が完了したら、お試し期間から本契約に移行します。
XServerアカウントの「料金支払い」メニューから支払い手続きを完了してください。
⚠️ お試し期間(10日間)内に解約する場合は、利用期限日までにXServerアカウント内のエックスサーバー契約管理ページから解約申請を行ってください。解約料金は不要です。
4-6. メールアカウントを設定する(必要な場合)
ConoHaで独自ドメインのメールアドレスを使っていた場合は、Xserverでメールアカウントを再設定します。
サーバーパネルの「メールアカウント設定」から、ConoHaで使っていたメールアドレスと同じものを登録しておくと、サイト内の問い合わせフォームなどを修正する手間が省けます。
まとめ:作業チェックリスト
事前準備(ConoHa側)
- WordPressのデータをバックアップする
- キャッシュ系の設定をOFFにする
- プラグインをすべて無効化する
- WordPressのログイン情報をメモしておく
Xserverの契約とドメイン追加
- Xserverをお試し申し込みする(クイックスタートは使わない)
- サーバーパネルにドメインを追加する
WordPress簡単移行
- WordPress簡単移行で移行元の情報を入力する
- 移行完了を確認する
- 管理画面URLから動作確認する
ネームサーバー切り替えと移行後の設定
- ConoHaのネームサーバーをXserverに変更する
- SSL設定を確認する
- パーマリンク設定を保存する【重要】
- プラグインを再有効化する
- Xserver Migratorを削除する
- 本契約に移行する
- メールアカウントを設定する(必要な場合)
よくある失敗ポイント
プラグインを無効化し忘れる セキュリティ系・キャッシュ系プラグインが有効のままだとWordPress簡単移行が失敗する場合があります。必ず事前にすべて無効化してください。
パーマリンク設定の保存を忘れる 移行後にWordPressの編集・更新が正しく動作しなくなります。ネームサーバー切り替え後、必ず行ってください。
クイックスタートで申し込んでしまう クイックスタートを使うとお試し期間が適用されず、すぐに料金が発生します。既存サイトの移行には使いません。
ドメインもXserverに移管したい方へ
サーバー移行と合わせてドメインもXserverに移管すると、Xserverの独自ドメイン永久無料特典を利用でき、ドメインの更新料が永久に無料になります。
ドメインの移管手順はこちら
→ConoHaのドメインをXserverに移管する方法【独自ドメイン永久無料特典の使い方】
→【内部リンク:ConoHaのドメインをXserverに移管する方法】
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