「WordPressのプラグインって何を入れればいいの?」
初めてWordPressでサイトを作るとき、プラグインの多さに迷ってしまう方はとても多いです。
ただ、プラグインは入れれば入れるほどいいというものではありません。プラグインを入れすぎるとサイトの表示速度が遅くなったり、プラグイン同士が競合してエラーが起きたりするリスクがあります。
この記事では、コーポレートサイト制作に携わってきた筆者が、本当に必要なプラグインだけを厳選して紹介します。「とりあえず全部入れる」はやめて、目的に合ったものだけを選びましょう。
- コーポレートサイトに必要なプラグインの考え方
- セキュリティ・バックアップ・フォーム系の必須プラグイン
- 状況に応じて追加したいプラグイン
- 入れない方がいいプラグインの例
コーポレートサイトに入れるべきプラグインの考え方
プラグインを選ぶ前に、まず考え方を整理しておきましょう。
「とりあえず入れてからの放置」はNG
プラグインを入れるたびにサイトへの負荷は増えます。
使っていないプラグインが残っているだけでもセキュリティリスクになります。「本当にこの機能が必要か?」を考えてから導入するのが基本です。
目安は10本以内
コーポレートサイトであれば、プラグインは10本以内に収めるのが理想です。
セキュリティ・バックアップ・フォームの3カテゴリを軸に、必要なものだけを選びましょう。
選ぶときのチェックポイント
- 定期的に更新されているか(最終更新が1年以上前のものは避ける)
- 有効インストール数が多いか(10万以上が目安)
- WordPressの最新バージョンに対応しているか
- 似た機能のプラグインと重複していないか
セキュリティ系【必須】
コーポレートサイトはクライアントの大切な情報を扱います。セキュリティ対策は最優先で行いましょう。
① SiteGuard WP Plugin|ログイン画面の保護

- 価格:無料
- 有効インストール数:50万以上
- 主な機能:ログインページのURL変更・画像認証・ログイン履歴の確認
WordPressの管理画面へのログインページは、デフォルトのURLが知られているため不正アクセスの標的になりやすいです。SiteGuard WP Pluginを入れることでログインページのURLを変更し、不正ログインを防ぐことができます。
画像認証(CAPTCHA)の設定も簡単で、ボットによる総当たり攻撃への対策にもなります。セキュリティ系プラグインの中でも最初に入れておきたい一本です。
💡 ログインページのURLを変更したら、必ずメモしておきましょう。忘れると自分もログインできなくなります。

② CloudSecure WP Security|総合セキュリティ対策

- 価格:無料(有料プランあり)
- 主な機能:マルウェアスキャン・ファイル変更検知・ログイン制限・WAF
SiteGuardがログイン保護に特化しているのに対し、CloudSecure WP Securityはサイト全体のセキュリティを幅広くカバーします。マルウェアのスキャンやファイルの改ざん検知など、より総合的なセキュリティ対策が必要な場合に導入を検討しましょう。
クライアントへの納品案件では、セキュリティ対策の説明責任を果たす意味でも入れておくと安心です。

バックアップ系【必須】
サイトが突然壊れたり、誤って記事を削除してしまったりしたときに備えて、バックアップは必ず設定しておきましょう。ConoHa WINGの自動バックアップと合わせて二重の対策をするのがおすすめです。
③ BackWPup|定番の自動バックアッププラグイン

- 価格:無料(有料版あり)
- 有効インストール数:70万以上
- 主な機能:ファイル・DB自動バックアップ・スケジュール設定・クラウド保存
WordPressのバックアッププラグインの定番です。一度設定してしまえばあとは自動でバックアップを取り続けてくれます。保存先をDropboxやGoogle Driveなど外部のクラウドストレージにすることもできるので、サーバー障害時にもデータを守れます。
ConoHa WINGの自動バックアップは14日間しか保存されませんが、BackWPupを使えばそれ以上の期間のバックアップを保持できます。

④ UpdraftPlus|クラウド保存に強いバックアッププラグイン

- 価格:無料(有料版あり)
- 有効インストール数:300万以上
- 主な機能:自動バックアップ・Google Drive / Dropbox / OneDrive等への保存・復元が簡単
BackWPupと並ぶ定番のバックアッププラグインです。特にGoogle DriveやOneDriveへの保存設定がシンプルで、復元操作も管理画面から直感的に行えます。
「BackWPupより設定が簡単」という声も多く、初心者にはUpdraftPlusの方が取っつきやすい場合もあります。どちらか使いやすい方を選びましょう。
⚠️ BackWPupとUpdraftPlusは同じ機能を持つプラグインです。両方を同時に有効化する必要はありません。どちらか1つを選んで使いましょう。
フォーム系【必須】
コーポレートサイトにお問い合わせフォームは必須です。フォームがないと問い合わせの機会を逃してしまいます。
⑤ Contact Form 7|国内No.1の定番フォームプラグイン

- 価格:無料
- 有効インストール数:1,000万以上
- 主な機能:お問い合わせフォームの作成・メール送信設定・reCAPTCHA連携
WordPressのフォームプラグインといえばContact Form 7です。世界中で使われている定番プラグインで、シンプルなお問い合わせフォームならこれ一本で十分です。
reCAPTCHAと連携することでスパムメール対策もできます。コーポレートサイトに必ず設置しておきましょう。

あわせて入れたいプラグイン【状況に応じて】
必須ではありませんが、状況に応じて追加を検討したいプラグインを紹介します。
⑥ EWWW Image Optimizer|画像の自動圧縮

- 価格:無料(有料版あり)
- 主な機能:アップロード時の画像自動圧縮・WebP変換・既存画像の一括最適化
画像ファイルのサイズが大きいと、サイトの表示速度が遅くなります。EWWW Image Optimizerは画像をアップロードする際に自動で圧縮してくれるプラグインです。
表示速度はSEOにも影響するため、画像を多く使うサイトには特におすすめです。
⑦ WebSub(FKA. PubSubHubbub)|Googleへの更新通知

- 価格:無料
- 主な機能:コンテンツ更新をGoogleに自動通知・インデックスの促進
新しい記事やページを公開したとき、Googleに更新を自動で通知してくれるプラグインです。サーチコンソールから毎回手動でインデックスリクエストをしなくて済むようになります。
設定は有効化するだけでOKで、特別な操作は不要です。
⑧ SEO SIMPLE PACK|SEO対策

- 価格:無料(有料版あり)
- 主な機能:メタタグ設定・OGP設定・サイトマップ生成・構造化データ
記事ごとにタイトルやメタディスクリプションを設定したり、サイトマップを自動生成したりするSEO系プラグインです。検索エンジンに正しくサイトの情報を伝えるために入れておきたい一本です。
SWELLを使っている場合はSEO設定が内蔵されているため、Simple SEO Packとの機能が重複する場合があります。どちらを使うか整理してから導入しましょう。
入れない方がいいプラグインの例
プラグインを選ぶ際に、以下のような場合は避けるようにしましょう。
① 更新が止まっているプラグイン
最終更新から1年以上経過しているプラグインは、WordPressの最新バージョンへの対応が保証されていない場合があります。セキュリティの脆弱性が放置されているリスクもあるので避けましょう。
② 似た機能のプラグインを重複して入れる
たとえばBackWPupとUpdraftPlusを両方有効化したり、セキュリティ系プラグインを複数入れたりすると、プラグイン同士が競合してエラーが起きることがあります。同じ機能のプラグインはどちらか1つに絞りましょう。
③ 有効インストール数が極端に少ないプラグイン
インストール数が少ないプラグインはサポートが十分でなかったり、脆弱性が発見されても対応が遅かったりするリスクがあります。実績のある定番プラグインを選ぶのが安心です。
まとめ:コーポレートサイト向けおすすめプラグイン一覧
今回紹介したプラグインを一覧表にまとめます。
| プラグイン名 | 用途 | 必須度 | 価格 |
|---|---|---|---|
| SiteGuard WP Plugin | ログイン保護 | ★★★ 必須 | 無料 |
| CloudSecure WP Security | 総合セキュリティ | ★★★ 必須 | 無料〜 |
| BackWPup | 自動バックアップ | ★★★ 必須 | 無料〜 |
| UpdraftPlus | バックアップ(代替) | ★★☆ どちらか1つ | 無料〜 |
| Contact Form 7 | お問い合わせフォーム | ★★★ 必須 | 無料 |
| EWWW Image Optimizer | 画像圧縮・最適化 | ★★☆ 推奨 | 無料〜 |
| WebSub | Googleへの更新通知 | ★★☆ 推奨 | 無料 |
| Simple SEO Pack | SEO対策 | ★★☆ 推奨 | 無料〜 |
コーポレートサイトに必要なプラグインは多くありません。セキュリティ・バックアップ・フォームの3カテゴリを軸に、必要なものだけを選んで導入しましょう。プラグインは少なく・厳選して使うことがサイトを健全に保つ秘訣です。

